こんにちは、TAZNです。
みなさんの問題に「タロットで向き合う」シリーズ、8回目です。
今回お寄せ頂いた問題は「職場の人間関係」です。
人間関係で転職を繰り返す
「仕事の業務は結果を出せたりうまくいくのに、上司に気に入られなかったり、人間関係でうまくいかず転職を繰り返してしまう」という問題をお寄せいただきました。
このテーマについて、今回もタロットサークルのメンバーさんと話し合い、タロットで向き合う方法を考案しました。
話し合いの中で見えてきたポイントは、
・価値観のズレを知る
・歩み寄る
の2点です。
価値観のズレを知る
それぞれの人は職場において「大事にしているもの、求めているもの」があります。その人の心が持っているニーズ、価値観です。
例えばこの方なら、「仕事で結果を出したら上司に気に入られたい」というニーズを持っている、と言えます。
ニーズは人によって様々です。いろんな人がいるので、価値観のズレがあって当然です。
ただ、このズレを認識しないまま、自分の持っているニーズや価値観だけを大事にしようとすると、他のニーズを持つ人との関係がうまくいかないかもしれません。
職場で一緒に働く人々が、それぞれ何を大事にしているか知ること。これが人間関係改善の第一歩になります。
歩み寄る
他の人が何を大事にしているのかわかったら、今度はそれを尊重してあげることで人間関係がうまくいきます。
その人の大事にしていること、求めていることを大切にすれば、その人からの評価を得られます。
ただ自分のニーズだけを追求するだけでなく、相手のニーズや価値観に歩み寄ることで、人間関係が円滑になるのではないでしょうか。
「相手のニーズを知る」「そのニーズを尊重する」これらを実践するために、タロットをガイドラインにしてみましょう。
コートカードでその人の価値観を知る
今回のワークでは、コートカード16枚のみを使います。
まず、あなた自身のニーズを知るために、1枚引きましょう。
そして人間関係を円滑にしたい職場の人を一人選び、その人を示すカードを引きます。
必要なら職場の人それぞれに、カードを一枚ずつ引きましょう。
このカードから、「その人がなにを大事にしているのか」と、「その人にどう降る舞えば歩み寄れるのか」を読み取ります。
スートはその人が大事にしていること、ランク(階級)はその人の精神年齢を示している、と読みましょう。
4つのスートは「その人が大事にしていること」
ワンドの人は「情熱」や「個性」を大事にします。
この人にはこう対処しよう:
・その人の独自性や個性を拾ってあげる
・アドバイスを聞いてみる(人への影響を与えられたらうれしい)
・「すごいですねー」「さすがですねー」と言ってあげる
・ヒーローにしてあげる(自分がすごいと思われるとうれしい)
カップの人は「感情」を大事にします。
この人にはこう対処しよう:
・和やかさ、穏やかさを持って接する
・一緒に同じ体験をする(同じものを食べる、同じテレビ見る、同じ時間を過ごす、なにかを真似する)
・共感する(「私も同じです〜」)
・興味を持ってあげる(新しい持ち物や髪型など)
ソードの人は「情報」や「理論」を大事にします。
この人にはこう対処しよう:
・結論からまず言う。合理的、端的に
・報告を小まめに
・数字で伝える
・曖昧さを少なく、はっきりと
・スピード感
ペンタクルの人は「礼儀」や「物品」を大事にします。
この人にはこう対処しよう:
・お礼は物で返す
・コツコツがんばっている姿を見せる(仕事や資格試験、勉強)
・顔見せをする(挨拶などで自分の存在をちゃんと見せておく)
・時間やルール、慣習を守る
・社内での役職や立場を尊重
・保守点検を大事に(コピー用紙やトイレットペーパー、ポットのお湯の補充など)
4つのランクは「その人の精神年齢」
キング、クイーン、ナイト、ペイジの4つのランクは、ここでは「精神年齢」として読みます。キングが精神年齢が一番高く、ペイジは一番低いです。
これも、その人への振る舞い方として見ていきましょう。
注意すべきは、実年齢や社内での上下関係と食い違うカードが出たとき(例えばあなたがキングで上司がペイジ、など)。見た目上の立場は尊重しつつ、相手のカードのランクから接し方を考えましょう。
キングの人は「人の上に立ちたい」
この人にはこう対処しよう:
・尊敬、敬意を払う
・方向性や大きな指針を決めてもらうための相談をする
・自主性を大事にする
・指示を尊重する、たやすく逆らわない
・意見を聞きに行く
クイーンの人は「人を助けたい」
この人にはこう対処しよう:
・面倒を見てもらったら感謝する
・自分のスキや弱さを見せ、助けてもらう
・相談する(甘えを入れてもいい)
・「おかげさまで」という感謝や信頼を見せる
ナイトの人は「自分の能力を発揮したい」
この人にはこう対処しよう:
・やっていることを邪魔しない、動きを止めない
・具体的な、現場レベルの話を教えてもらう
・活躍の場を与える
・先輩感覚、あるいはバディ感覚で接する
・やってきたことや能力を認める(案件レベルで)
ペイジの人は「構ってもらいたい」
この人にはこう対処しよう:
・無視しない、見守ってあげる
・困っていたら助ける、面倒を見てあげる
・ほめて育てる、いいところを見てあげる
・小さなことでも評価してあげる
自分や相手のニーズを知り、それに寄り添う
このように、コートカードから相手のニーズを知り、向き合い方を考えてみましょう。ここであげた対処方法は一例にすぎません。他にも、「このカードならこうやって向き合おう」というガイドを考えてみてください。
また、自分自身に引いたカードから、自分がなにを望んでいるのかも考えましょう。もし、それを周りの人にもわかってもらえるよう表現できれば、周囲の人からの扱いも変わってくるかもしれません。
コートカードを使って、うまく職場の人間関係と向き合ってみてくださいね!
今回もタロットサークルのみなさんとの話し合いでこの方法が編み出されました。問題をお寄せくださった方、話し合いにご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
解決したい問題を教えてください
あなたの抱える問題を以下のアンケートフォームからお送りください。
・人生についての問題
・タロットについての問題
問題はTAZNのタロットサークル内で話し合い、タロットで向き合う方法を探ります。
回答まで時間はかかってしまいますが、ご投稿お待ちしております!
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📺️ ツイキャス講座「タロットと占星術─小アルカナ編─」のアーカイブは11/9まで。「大アルカナ編」も同日までアーカイブ販売しております。
⭐️ 11/2は「12星座と7惑星のオイリュトミー講座」でした。はたりえ先生のご指導のもと、音や宇宙を体で動く素敵な時間を過ごせました。
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🌞 11/7(木)は【立冬】。二十四節気の魔法の水をどうぞ。
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🍥 11/13(水)19:30はルディア「占星術のマンダラ」読書会。サビアンシンボルの原典を日本語訳で読みます。次回は蟹座4度より。
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