リニューアルした「本日のゾ占い」
twitterでの「本日のゾ占い」がリニューアルしました。こういう感じです。
これまでの12星座別占いをやめて、占い結果ではなく見た人が自分で占うための問いかけを投げかける、というスタイルになりました。みなさん、ビブリオマンシー、カードリーディング、目に入ったものからの占い(これは何マンシーと呼べばいいの?)など、いろいろな方法で参加してくださっています。こちらでこれまでのゾ占いの問いかけがすべて見られます。
そして、TAZNが自分でゾ占いをするために作ったスプレッドも日々リリースされています。
このスプレッドでカードを引いてくださる方も多く、毎日楽しみです。こちらでこれまでのゾ占いスプレッドがすべて見られます。
●「前の方がよかった!」という方がいらっしゃったら申し訳ないのですが、実は今までの12星座占いは、いつやめようかとずっと思っていました。以前、ニュースレターでこう書いたことがあります。
「不特定多数の人を占うツイート」
それらの多くは、「あなたはこうなる」「だからこうしなさい」もしくは「こうするのはやめなさい」という基本構文を持っています。つまり、断定と命令です(ソフトな言葉で書かれていようが、その内容がポジティブであろうがネガティブであろうが)。占いのアドバイスの言葉とは、命令形になりやすいのです。
(占いとSNS twitterのフォローをゼロにしたときの話)
依頼されてその依頼者だけに向けた占いの言葉と、不特定多数の見た人全員に向けたtwitterでの占いの言葉ではまったく注意するべき点が違う、と思っています。noteにも3年くらい前にこんな記事を書いていました。
不特定多数に向けられている言葉、という点に一番注意を払います。twitterは読む気がなくても目に文章が飛び込んでくる場なので、読んだ人を支配したり限定したりする書き方は極力避けます。
(「今日の占い」で読者を支配しない方法)
こういう点を注意しながらtwitterで12星座占いを書くのがだんだんしんどくなってきていたのです(ちょっと神経質になりすぎなのかもしれませんが・・・)。
確か一番最初の頃は、12星座ごとではなく、3枚のカードからのメッセージを書いていたんだったと思います。時期によっては1枚、2枚と枚数も変動しました。それも10年近くにもなるとだんだん変えたくなってきて、「12星座占いtwitterで流行ってるから」という理由で変えたのです(今考えると一番自分に向いてない理由!)。ばっさりと「本日の占い」自体をやめることには、楽しみにしてくださっている方を考えるとなかなか踏み切れませんでした。
今回、こうした新しい形の毎日の占いを思いつくことができて、一つ自己矛盾が解決された気持ちです。そしてなにより参加してくださる方がたくさんいて、ああよかった・・・と胸をなでおろしております。いずれまた違う形になっていくかもしれませんが、しばらくこのスタイルでやってみます。
これで占いやタロットの輪がまた少しでも広がればいいなと思っています。受け取ってくださった方がいろいろアレンジする可能性もありそうです。ぜひ、いろいろやってみてください。みなさんの日々や活動の、発展のきっかけになりますよう!
タロット初心者の頃、どうスリーカードを読んでいたか
さきほど「本日の占いの最初の頃は3枚のカードを読んでいた」と書きました。タロット初心者の頃、毎日自分のためにスリーカードを引いていて、その流れでtwitterでの本日の占いも3枚引きにしたのだったと思います。参考になる方がいらっしゃるかもしれないので、どのようにやっていたか当時のノートを紹介します。デイリーでスリーカードを読むこの方法は、グリアさんの「タロットワークブック」のエクササイズです。
この日はゾンビタロットの「戦車」「ソードの2」「ソードの3」を引いています。
カード名にマーカーで色がついています。大アルカナと各スートごとに5色で色分けをして、どのようなバランスでスートが出ているのかをチェックするためです。
この日はカードの絵から気づいたことや思ったことをバーっとメモしています。解説書のキーワードをひたすら書き写している日もありました。
その後、3枚のカードを左から「肉体/知性/霊性」として読み、さらに「過去/現在/未来」として読んでいます。同じ配置のカードを、スプレッドのポジション名を変えて読む、というエクササイズです。
最後に3枚を自分の好きなように並べ替えて、アファメーション的な文章を作っています。
また、その日の終わりに実際の出来事がカードにどう対応するかをメモしています。
このエクササイズでは、特に「肉体/知性/霊性」と「過去/現在/未来」の別のスプレッドとして同じカードを読む、という手法が自分に強い影響を与えました。これを自分は「レイヤーを重ねる」と呼んでいます。対人関係だったら、さらに「自分/関係性/相手」のレイヤーを重ねたりもします。そしてカードを並べ替える手法も、実際の対面占いの現場で使うことがあります。これによって出たカードに縛られない行動指針を立てることができます。
Rachel Pollack needs your help!
偉大なタロティストで作家のレイチェル・ポラックさんが集中治療室に・・・ということで、治療費のクラウド・ファンディングが行われています。
ポラックさんの本は、日本でも「タロット・バイブル」「タロットの書 叡智の78の段階」という2冊の本が出版されています。実は、海外の同一著者のタロット本が2冊も日本語に翻訳され、しかも両方絶版になっていないってかなりレアです(他にはイーデン・グレイ三部作が思い浮かぶくらい)。他の著者の本でも、ポラックさんが序文を書かれているのをたくさん拝見しました。あるタロットリーダーの方が、「ポラック以前/以後でタロットの世界は変わった」とおっしゃっているのを聞いたこともあります。
タロット以外でも作家として活動され、DCコミックスで初めてのトランスジェンダーのヒーローを登場させたという話も聞きます。女性のスピリチュアリティのための活動もされてきました。
ご回復をお祈りしております。
ファンディングはこちらから!:Rachel Pollack needs your help!
最近の活動
●期間限定「2022年下半期の運勢」お申し込み受付中です。そろそろ必要とされる方には行き届いたかな・・・と思うので、まもなく閉じる予定です。まだ気になっている方はお早めにどうぞ!
●9/8木は二十四節気「白露」です。二十四節気の魔法の水のワークをどうぞ。
●9/10土は満月です。新月の問い満月の答えのワークをどうぞ。
●9/7水19:30よりメアリー・K・グリーア「タロットワークブック」zoom読書会です。タロットサークル内の活動ですが、メンバー外の方で参加希望の方はお知らせください。本がない、英語版しか持っていない、途中参加の方もどうぞ。
絶版本ですが、この本の復刊のリクエストはこちらからできます。最近、また票が増えてきたようですが、まだまだ足りません。ご興味ある方はぜひ復刊にご投票を!
●ご質問、ご感想、ご要望などはこのメールへの返信、あるいはtwitterのリプライなどでどうぞ。
今週のパスタタロットチャレンジ
9/5〜11のあなたの運勢は?
今回引いたカードは「コルタ(ワンド)のエース」。ラディアトーリ(ラジエーターの形のパスタ)を差し出す手。キーワードは「差し出されるもの」。
このカードから作られたスプレッドで、あなたの一週間を占おう!
それではみなさまよい一週間を!
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